どうやら彼の進路が決まりそうです。
就職ではなく研究方面に。
でも彼が目指そうとしているのは研究者より更に「夢の職業」と言えるものだろう…。
私は彼に後悔しない人生を送ってほしいので、彼を支えながら共に歩める日を待つことにしました。
けれど、彼の話はどうしても非現実的な夢物語にしか思えなかったのです。
なので、その仕事に就くまでの具体的な計画をちゃんと話してもらう約束をしました。
待つのは構わない。
でも「ただの夢物語」には付き合えないと思うのです…。
私は人のこととやかく言えるような人間じゃないけど、彼はどうも現実的に考えるという面では甘い気がします。
それは今後一緒に生きていく者にとってはけっこう心配な事で。
別に夢を見るのはいい。仕事を堅実さで選ばなくてもいい。
保守的な私にとって大変な道を選べる人はむしろ尊敬の対象です。
けれど夢ばっかりで無計画なのはちょっと違う気がする。それでは本当に夢を追っている人とは言えないと思います…。
きちんとビジョンを持って、私にも分からせてほしい。
将来「もうダメだ…」って別れたりしたくないしね。
本当は昨日、今日こそ浴衣を買おうと思っていたのに、そんな時間は全く無いくらい話し込んでしまいました。
彼も現実的な意見を言ってもらえて良かったって言ってくれて一安心。
私は彼が将来大変になってもちゃんと支えられるように、薬剤師として評価される人を目指します。
薬剤師に未来は無いと言われている今日。
ちゃんと能力をつけて仕事をもらえる人にならなくちゃ。
そして今の会社の待遇が改善されそうになければ、ある程度勉強したところで会社を変えると思います…。
待遇をもっとちゃんとチェック出来たはずなのに、それをろくにせず会社を選んだ学生時代の私はたぶん甘かった。
勉強出来るという点で今の会社を選んだのだから、その目標は達成しましょう。
けれどちゃんと生きていくにはやっぱり待遇って大切だと思います。次はもっとそこを見極めよう。
彼と生きることを考えることで、私もちゃんと目標を立てられました。彼とは全然違う方向だけど。
お互いがいるから頑張れる、良いパートナーになれた気がします。
今まで彼とのこと諦めたりしなくて良かった。これからも諦めるもんか。
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